初心者さんにおすすめ、フラワーアレンジメントの作り方とポイント

季節の花とグリーンを使って、オールラウンドアレンジメントを作ります。初心者の方にもわかりやすい、ドーム型のアレンジメントです。四方見のデザインは、どこから見ても美しく、見る場所によって変化もあります。入手しやすい材料を使い、アレンジするときのコツも盛り込みました。楽しんで気軽に作る事が出来るアレンジメントのご紹介です。

準備するもの

  1. 花器
  2. 吸水スポンジ
  3. 花・グリーン
  4. その他の道具、ハサミ・ボウル・吸水スポンジを切るカッター

代用品を含め、詳しくご説明いたします。

花器

花器は、種類が沢山あります。フレッシュフラワーの場合、水漏れしないこと、錆びないことが重要ですので、陶器やポリプロピレン製が良いでしょう。教室では、足付きの陶器の花器を使っています。イギリススタイルのデザインによく合います。
今回は、ポリプロピレン製の直径15㎝高さ8㎝の花器を使用しています。代用品をお探しの場合は、直径が同じくらいのお皿や、四角形のトレーでも大丈夫です。

吸水スポンジ

吸水スポンジは、オアシス・ブリック・フローラルフォームなどの呼び名があります。種類に注意してください。「生花用」と表示されたものを使います。兼用でも大丈夫です。プリザーブドフラワーやドライフラワー専用の物は、水を貯える事が出来ないので、生花には使えません。
吸水スポンジは、お花屋さんやホームセンターで販売しています。100円ショップでも取り扱っています。お花屋さんやホームセンターで販売されている吸水スポンジは、葉の黄変を防ぐ加工がされています。

花・グリーン

花は、朝顔のような一日花は避けましょう。バラ・トルコギキョウ・アルストロメリア・カーネーションなどは、日持ちが良いと言われています。

花の種類と数の目安としては、3~7種類の花を20本ほど使用すると、直径40㎝のオールラウンドアレンジメントが出来上がります。同じ種類の花が3本ずつあると、良いでしょう。1本に沢山の花がついている花の場合は、1本で3本分になりますので、参考にしてください。

グリーン

グリーンは、葉が美しく、黄変しにくいものを選びます。代表的な植物をあげます。
ルスカス・ユーカリ・アイビー(ヘデラ)・オリーブ・リキュウソウ・ローズマリー・ローズゼラニウム・トネリコ・ハツユキカズラ・セージ・カラミンサ・ハーブ類

準備するグリーンの本数は12~15本が目安です。

ルスカスは名前があまり知られていませんが、一度は見たことがあるかもしれません。詳しくまとめた記事をご紹介します。

枯れない葉、ルスカス

その他の道具

  1. ハサミ   花材をカットします。生花用もしくは切れ味の良いハサミをご用意ください。
  2. ボウル   吸水スポンジが入る大きさのボウル。
  3. ブリックカッター 吸水スポンジをカットします。代用品はスパチュラ・パン切りナイフなど。

オールラウンドアレンジメントの作り方

それでは、アレンジを始めましょう。

花器に吸水スポンジをセットします(花器より2㎝ほど高く)

  1. 吸水スポンジの刻印の面を花器にあて、カットの目安になる線をつけます。
  2. つけた線より外側の部分を切り落とします。花器の形に合わせて、少し斜めに切り落とします。
  3. 吸水スポンジの側面を斜めにカットします。上から2㎝のところにカッターをあて、斜めにカットします。4面とも同様にカットします。
  4. 角の部分を、上から2㎝のところから斜めに軽くカットすると、花器にスポンジがおさまります。
  5. 吸水スポンジを、水を入れたボウルに浮かべ、沈むまで待ちます。吸水スポンジの上部が出てしまった時は、水を足します。(吸水スポンジの上から水を掛けたり、無理に沈めると中まで吸水されません。)
  6. 十分に吸水したスポンジを花器にセットします。花器より、吸水スポンジが2㎝ぼど高くなるようにします。

お皿や四角形のトレーをお使いの場合は、高さが7㎝になるよう、刻印面の反対側をカットし、器に入るように大きさを調整します。

グリーンを挿します

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吸水スポンジにグリーンを挿す
  1. グリーンは、花器の直径を目安にカットします。
  2. 花器の縁に乗せ、水平に挿します。
  3. 挿す順は、十字に4本挿し、その間に2~3本入れて挿すとバランスが取れます。

花を挿します

グリーンでアレンジメントの大きさが決まりました。グリーンをガイドラインにして、花を挿します。
オールラウンドアレンジメントは、上から見ると円形、横から見るとドーム型のデザインです。花器にドームをかぶせた状態をイメージし、花がドームの中に入るように挿します。このとき、花と花の間を、チョウが飛び回る事が出来るように、空間を活かしてアレンジします。


バランス良く花を挿すために、吸水スポンジに浅く線を入れましょう。ホールケーキを3分割するイメージで、中心から3本の線を入れます。この線を目安に3本ずつ花を入れます。花は、花器の中心に向かって挿します。

アレンジの手順です。

  • 中心にポイントになる花を入れます。花は、大きさ・華やかさが一番良い花を選ぶとバランスがとれます。長さは20~24㎝にカットし、中心にまっすぐ2㎝の深さに挿します。
    花を長持ちさせるポイント】
    吸水スポンジに挿す部分の葉は、取り除きます。
    水の中で茎をカットすると、導管に空気が入らず水の吸い上げが良くなります。
    固い茎は斜めに切ります。ガーベラのように中が空洞になっている茎は弱いので、直角に切りましょう。
  • 続いて、同じ種類の花を挿します。2本目の花は、中心と外縁の中間の位置に、浅く入れた線の左側に、少し倒して入れます。
    花の長さは、1本目の花を基準にします。花を下向きにして、先ほど挿した花の横に並べ、その長さで切ります。
  • 2本目と外縁の中間に、浅く入れた線のやや右側に3本目を挿します。
    長さは、2本目を基準にして切り、2本目より更に倒して入れます。
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右から、1本目、2本目、3本目
  • 2種類目の花を、同様に3本入れます。1種類目の花の次に大きい花を選びましょう。
    中心には花が入っています。浅く入れた2本目の線上に、中心の花の手前に1本目を入れます。
    先ほどと同様に、2本目・3本目を浅い線の両側にそれぞれ入れます。
さらに3本の花を挿します
  • 2種類目の花と同様に、3種類目の花を3本挿します。花は、次に大きめのものを選びます。

バランス良く、全体に花が入りましたか。
3種類の花の間に、空間があります。その空間に、花を挿します。小さい花が集まったフィラーフラワーやスプレータイプの花が良いでしょう。花と花の間をチョウが舞う事が出来るよう挿します。
全体のバランスを見て、空いているところに小花をアレンジしても素敵です。

グリーンで仕上げます

アレンジメントをあらゆる方向から見て、吸水スポンジが見えてしまう所に、グリーンを挿します。花より高くならないよう、短めにカットします。花が少なくてスペースが空き過ぎている場合は、少し長めにカットして挿しましょう。

オールラウンドアレンジメント

まとめ

初心者の方にお勧めしたいオールラウンドアレンジをご紹介いたしました。吸水スポンジを使っていますが、水の補給が必要です。一日一回、吸水スポンジの表面にコップ半分くらいの水を掛けてください。

フラワーワークスジャパンのコラムでは、詳しいアレンジの仕方をご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてください。

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