Xmas・パーティーが盛り上がる、お手軽もてなし料理と卓上装花

誕生日会やクリスマスなど、卓上に飾る花はホームパーティーを華やかに演出してくれます。そして、楽しいパーティに欠かせないのは美味しい料理です。手を掛けずに、気楽に作る事が出来る料理をご紹介いたします。盛り付けを工夫して、素敵なパーティーをアレンジしてみましょう。

はじめに、~食卓に花を飾りパーティーを華やかに~

イギリススタイルのフラワーアレンジメントは、パーティーを華やかに演出します。

卓上装花のデザインには、ダイヤモンドシェイプやホライゾンなどがあります。オーバルやオールラウンドのデザインを応用して、卓上装花にすることも出来ます。ハーブとバラと季節の花をアレンジした装花は、テーブルのサイズに合わせて制作する事ができ、季節に合わせたアイテムを取り入れてアレンジすることも出来ます。イースターでは鳥かごや卵、ハロウィンではカボチャ、といったアイテムを使う事で、その季節ならではの演出効果が期待できます。

クリスマスケーキ
Atelier桜木作品

クリスマスが近くなると、キャンドルアレンジが人気です。中心にキャンドルを立て、低めにバラやグリーンをアレンジします。再現性があり、応用が利くイギリススタイルのフラワーアレンジは、基本を学ぶと、誰でも出来るようになります。

卓上装花をアレンジする場合、出来上がりのサイズが重要です。まず花器を用意し、吸水スポンジをセットし、グリーンを挿します。卓上のスペースを確認するために、実際に使うテーブルで作ると良いでしょう。

Atelier桜木作品

グリーンで、大きさを確認します。このグリーンを基本に、花を挿していきます。中心に20㎝くらいの高さに花を入れ、バランス良く他の花を挿していきます。全てのグリーンと花が、中心に向かうように挿します。中心の花と、最初に挿したグリーンが、なだらかに山を描くようなイメージで入れます。隙間に、グリーンを挿して形を整えます。

Atelier桜木作品

手軽に出来て、美味しい、おもてなし料理

おもてなし料理のレパートリーは、いくつかあると条件に合わせる事が出来て安心です。


料理をおいしく作る一番のコツは、食材選びです。美味しい食材を用意し、素材を活かすことが出来れば、おいしい料理が出来上がります。食材は、特別なものではなく、自分なりのこだわりで美味しい食材を選びます。
美味しい食材は、日々の料理の中で見つけていきます。
例えば、肉料理。
調理した時、「あの店のひき肉を使ったらハンバーグが美味しくできた。」「今日の生姜焼きは、何だかお肉のうま味が少ない。」「特売のスネ肉を煮込んだら美味しかった。」「今日の豚肉は臭みがある。」など、美味しくできた時や、あまり美味しく出来なかった経験はありませんか。調理法にもよりますが、同じように作っても味に差が出た時は、食材に起因している場合があります。その経験をもとにして、豚肉が美味しい店、鶏肉ならこの店、ひき肉はここがおすすめ、など見つけていきます。魚介類は、更に鮮度や種類が大切になります。

さて、前置きが長くなりました。

調理法により、次のような利点があります。
煮込み料理は、あらかじめ作っておく事が出来ます。提供する前に加熱しますが、この場合、問題になるのは食中毒です。心配のない作り方は、のちほどご紹介します。
オーブン料理は、出来立てを提供できます。下ごしらえをし下味をつけておき、食べる時間に合わせてオーブンに入れますので、手が掛かりません。香味野菜や芋類をメインの食材と一緒に焼くと、味も見た目もグレードアップします。パサついたり表面が固くなった場合はスライスしてソースを掛けます。小さな容器に入れたグラタンや、溶けるチーズを乗せた料理も喜ばれます。
揚げ物は、人気がありますが、調理中はその場を離れる事が出来ませんし、危険が伴います。お子様に手がかかる場合や、余裕がない時には、おすすめしない調理法です。揚げずに作る調理法もあります。例えば、鶏のから揚げ。オーブンや他の調理器具でも作る事が出来ます。
焼き物は、備え付けのグリルがあれば、おすすめです。最近の調理器具はオーブン並みで、料理を選ぶと自動で焼き上げてくれます。

これらを参考に、パーティーの準備や当日の流れを考え、調理法と使う食材を決めると良いでしょう。

味付けですが、食材によって適した味付けがあります。調理法と味付けの組み合わせをマスターすると、レパートリーは無限に増えます。一例として、豚肩ロース肉に対して、焼く・蒸す・煮るの3種類の調理法×トマト味・デミグラスソース味・みそ味・ポン酢味・カレー味の5種類の味付け=15種類のレパートリーになります。

牛肉・豚肉 ⇒ ほとんどの味付けが合います。ただし、ホワイトソース類は、色が悪くなりますから、煮込むよりかける方が良いでしょう。
鶏肉 ⇒ デミグラスソースよりトマト煮込みの方が合います。しょうゆ味・味噌味・乳製品を使った味付けは、とても合います。
白身魚 ⇒ 鶏肉同様、淡白な味なので、素材を活かします。塩味は濃くなりすぎる事が多いので、必ず味を確認しながら徐々に濃くしていきます。素材が柔らかいので、崩れないよう注意します。
背の青い魚 ⇒ しょうゆ味・トマト味・みそ味などが向いています。


【調味料】
味付けに使う調味料は、粗塩・本みりん・日本酒・本醸造醤油などを使います。
スパイスは黒コショウの粒をガリガリ挽いて使っています。
【味付け】
煮込み料理以外は、調理の仕上げにソースを掛けたりからめたり、加熱した食材を調味液に浸して味を染みこませます。焼き鳥でしたら、鶏肉とねぎをグリルで焼き、火を通して盛り付け、煮たてたタレを掛けます。(3年仕込み醤油をタレに使うと、こってりとしたタレになります)


おもてなし料理をいくつかご紹介いたします。

フライパンで作る、本格ローストビーフ

ローストビーフ
フライパンで作るローストビーフ

ローストビーフに使う牛肉の部位は、もも肉が一番好きです。国産牛肉を選んでいます。これはあくまでも、好みです。
牛肉の大きさとしては、300~500gが作りやすいと思います。フライパンで作る為、形は長方形になっていて、繊維がきれいに通っている牛肉を選びます。

材料は、牛肉以外には、粗塩・コショウ・にんにく・ポン酢・セロリ1本・オリーブオイル小さじ1です。
他に、フリーザーバッグをご用意ください。牛肉が入る大きさで、冷凍から電子レンジ解凍までできるWジッパーの物が安心です。

  1. 30分ほど室温に出しておいた牛肉に、塩・コショウ・すりおろしにんにくを擦りこみます。
  2. 温まったフライパンに、オリーブオイルをひき、牛肉を入れて表面を焼きます。肉は長方形ですと、6面あります。1面あたり2分ずつ焼きます。火力は中火です。
  3. ポン酢100㏄・水50㏄と、適当に切ったセロリを加えます。
  4. 煮立ったら火を弱めフライパンに蓋をし、5分間加熱します。500gの牛肉でミディアムにしたいときは10分加熱します。
  5. 熱いうちに、フリーザーバッグに牛肉とセロリを移します。煮汁もすべて入れて、しっかり密封します。
  6. 保温できる調理器具や保温(保冷)バックなどに入れて、ゆっくり冷まします。

例えば、夜のパーティーでしたら午前中に作ると、ちょうど人肌に冷めています。この状態で切り分けると、肉汁が出過ぎずベストです。もしも、レア過ぎて嫌と感じた時は、切り分けてからレンジで20~30秒加熱すると良いでしょう。煮汁はそのままソースにしても良いですし、牛肉に添付されていたローストビーフソースをかけても、とてもおいしいです。

切り分けるときの注意としては、牛肉の繊維に対して直角に切ります。繊維に沿って切ると、噛み切れません。厚みは、厚すぎない方が美味です。薄すぎるとハムのようになってしまいますので、1枚切って味見してください。

ローストビーフ材料
繊維がきれいに通っている牛肉
ローストビーフ
表面を焼いてからポン酢で煮る
ローストビーフ
フリーザーバッグに汁ごと入れる

煮込まない煮込み料理


煮込まない煮込み料理は、忙しい時にはとても便利ですし、美味しく、焦がさずに出来ます。


作り方です。
まず、鍋で肉の表面を焼きます。全体に焼いたら、野菜を加えます。
調味料と水分を、材料が少し出るくらいまで入れます。煮込み料理の場合は材料がすっかり浸るようでは、水分が多過ぎます。ポトフやシチューの場合は、材料が浸るまで水分を入れます。
トマト煮にする場合はトマトジュース、デミグラスソースの味にしたい時はウスターソースとトマトケチャップを同量と水、和風でしたら醤油や味噌や味醂等です。この時点では味つけは控えめにします。
煮立ったら、アクを取り、5分ほど煮て蓋をします。蓋はピッタリしている方が良いです。
火を止め、自然に冷まします。そのまま数時間おきます。

食べる時間の30分くらい前に、鍋を火にかけます。蓋をとり、煮詰めて味を整えます。かたいスネ肉も柔らかくなり、野菜もやわらかくなっています。カレーの場合は、ここでカレールウを入れます。

美味しく作るコツは、最初に煮るときに香味野菜(しょうが・セロリなど)を入れます。美味しい市販のウスターソースを使うと、味に深みが出ます。ソースは、野菜を煮込んで作った調味料ですので、煮込み料理の味付けに向いています。ビーフシチューの素などを仕上げに少し入れても良いでしょう。ワインや日本酒は先に入れます。

【家庭での調理で、食中毒を防ぐために重要な事】
濃度がついたスープ類は、再加熱の時に中心まで火が届かず、食中毒をおこす事があります。それを防ぐためには、①最初の加熱の時に、沸騰した状態で蓋をしてから、火を止めること。②蓋は再加熱する時まで取らず、菌の侵入を防ぐこと。③再加熱時にしっかり加熱して濃度を整えること。この3点が重要です。

失敗しないミートグラタン

主な材料は、ナスとミートソースとチーズです。

ナスを2㎝の輪切りにします。さっと水洗いしてアク抜きし、オリーブオイルをひいたフライパンでナスを焼きます。ミートソースを加え、ナスが柔らかくなるまで加熱します。ナスとミートソースをバランス良く、耐熱性容器に盛ります。ここまでが下準備です。ラップをかけて冷蔵庫に入れます。

食べる時間に合わせて、溶けるチーズをのせ、180~200℃で焼きます。チーズが溶ければ出来上がりです。仕上げに、刻みパセリを飾ると彩りが良くなります。

ミートソースはレトルトでも缶でも良く、開けてそのまま使います。
ナスを焼くとき、オーブンに入れる事が出来るフライパンでしたら、移し替える手間を省く事が出来ます。

パーティーに喜ばれる生野菜

外せないメニューはサラダバー

お勧めは、サラダバー。副菜の盛り付けは、各自にお任せします。
あらかじめ野菜を洗って盛り付けるだけです。味をつけないので、水気も気になりません。ドレッシングやマヨネーズは、2~3種類、用意しましょう。料理の付け合わせにもなりますし、何より、手が掛かりません。女性にはとても喜んでいただけます。

とっておき、「ひじきのサラダ」

前菜やつまみにもなる、ひじきのサラダをご紹介します。材料も作り方もシンプルです。

  • ツナ油漬け缶 90g(1缶) 油ごと使用しますが、気になる方は油を減らしてください
  • 蒸し大豆   111g(1袋)
  • 乾燥ひじき  1~3g 水に戻してさっと茹でて水けをきる
  • ブロッコリースプラウト  1パック   洗って水を切る

材料をポン酢で和えて出来上がりです。お好みで、ポン酢の量を調整してください。

子供にも大人にも人気のデザート

パンプキンプディング(カボチャプリン)

材料

  • カボチャ  300g
  • 小麦粉 大さじ1、牛乳 150cc、卵 2個、砂糖80g、バニラエッセンス

カボチャを4~5切れにカットし、蒸すか茹でて、皮をむき、つぶす。(あまり小さく切ると作業が大変になります。)
材料を全てミキサーに入れて混ぜるか、泡立て器でよく混ぜる。
耐熱容器に流し込み、200度のオーブンで30分焼く。竹串をさして何もついてこなければ焼き上がり。そのままでも食べることが出来ますが、冷やすとより美味しくなります。

カラメルソースもとても合いますし、生クリームを絞っても美味しいです。

パイ皮に流し込めば、パンプキンパイに

クリスマスケーキ

【デコレーションクリーム】

生クリーム200ccに砂糖20gとバニラエッセンスを加え、ゆるめに泡立てます。板チョコ1枚(50g程度)を湯せんで溶かし、泡立てた生クリームを30~50g、少しずつ加え混ぜます。生クリームを、もったりするまで泡立て、先ほどのチョコクリームに混ぜるとチョコ味のデコレーションクリームの出来上がりです。

市販されているスポンジケーキや、家で焼いたスポンジケーキに、デコレーションすれば、ふんわり美味しいケーキの出来上がりです。

最後に

笑顔が溢れるパーティ―を、
ホストも一緒に楽しむ事が出来ますようにと、願いを込めて。