初めてのフラワーアレンジメント、身近な材料でfirst arrangement

お花屋さんで見かけるフラワーアレンジメントは、たくさんの花が彩り良く配置され、とても華やかです。アレンジメントは吸水スポンジに花を挿して作ります。身近な材料で作る、初めてのアレンジメント。その作り方をご紹介いたします。

準備するもの

まず、アレンジする花器を用意します。今回は、直径15㎝ほどの厚手の花柄のお皿を使いましたが、水漏れしない容器で深さが3~7㎝程あると良いでしょう。
次に、生花用吸水スポンジが必要です。ホームセンターやお花屋さんや100均ショップなどで販売しています。
その他には、ハサミ・ボウルをご用意ください。

今回のアレンジに用意した花材です。
ガーベラ2束(9本を購入)
スプレーバラ3本(庭のミニバラを使いました)
レースフラワー2本(庭の花壇から)
スカビオサ(鉢植えから3本切りました)
アジサイ(鉢植えから1枝、花を切りました)
グリーンは、花壇のローズゼラニウムとレモンバームが増えたので、少し整理を兼ねて切り、使いました。ほかに、ハーブ類やヘデラやハツユキカズラなどがおすすめです。

Atelier桜木ガーデン
庭のローズゼラニウム


アレンジの仕方・手順

花器に吸水スポンジをセットします

花器に合わせて、吸水スポンジをカットします。花器からスポンジがはみ出ると、水がこぼれますので、おさまる大きさにカットします。吸水スポンジの高さはテーブルから7cmを目安にしました。高さを調整する際には、刻印のない側を切り落としましょう。吸水スポンジは、ブリックカッターでカットしますが、刃のないパン切りナイフやパレットナイフでも代用できます。カッターナイフのような鋭利な刃物を使う場合は、一気に切らずゆっくり少しずつカットします。柔らかい素材ですので、手を切らないよう注意してください。吸水スポンジがぐらぐらしないよう軽く押して、皿の形状に合わせて底の部分を調整します。

ボウルに水を張り、カットした吸水スポンジを浮かべます。そのまましばらく、吸水スポンジが沈むまで待ちます。無理に沈めると、中まで水が浸透しないことがあります。水からスポンジが出てしまったときは、スポンジに直接かからないように、ボウルに水を足します。

お皿にアレンジ
お皿に吸水スポンジをセットします

吸水させたスポンジを、お皿にセットします。軽く押さえて、安定させます。

グリーンでアレンジメントの大きさを決めます

飾る場所に合わせて、アレンジメントの大きさを決めます。幅広く作ることも出来ますが、今回は丸いアレンジメントを作ります。アレンジは、グリーンから挿します。大きなアレンジメントを作るときは、グリーンを長くカットしますが、花器の直径と同じくらいの長さでグリーンをカットすると、作りやすくバランスも良くなります。

ローズゼラニウムやレモンバームなどのグリーンを、花器の直径の長さでカットします。
お皿の縁にグリーンを乗せて、1~2cm挿します。まず十字の位置に4本挿します。グリーンの種類や葉の形状によりますが、バランスを見ながら、その間に1~3本ずつ挿していきます。
葉の部分は腐りやすいので、挿す部分の葉は取り除きます。これは、お花も同様です。

グリーンファースト
葉の美しいハーブなどのグリーンを挿します

アレンジメントの高さ

グリーンを目安にして、お花を挿していきます。まず、アレンジメントのポイントになる花を決めます。
主役にしたい花をポイントフラワーと呼びます。中心の花の高さが、このアレンジメントの高さになります。
挿す時は、吸水スポンジに1~2cmの深さに挿しましょう。太い茎の場合はやや深めに挿すと、安定します。あまり長過ぎると、吸水スポンジの中で茎同士があたってしまいます。吸水スポンジに近い下葉は取り除きましょう。

バランスよく花を挿します

主役にしたい花を3本挿します。同じ種類の花を近くに挿します。グルーピングというアレンジ法です。長さも角度も少しずつ変えることで、自然に見えます。生花の場合、切り過ぎてしまうと元に戻せませんので、長さを決める物差しが必要です。失敗無く長さを変えてカットするために、先に挿した花を物差しにします。吸水スポンジに挿した花の横に、次に挿す花を並べて、挿してある花の長さでカットします。吸水スポンジに1~2㎝挿していますので、その長さ分だけ短くなります。
カットした花を、中心からお皿の縁に向かい三角を作るイメージで入れていきます。3本の花は、挿す角度を変えます。
1本目の花を20~24㎝にカットし、花器の中心に垂直に立てていれます。2本目は少し倒して1本目より少し左側に挿します。3本目はさらに倒して1本目より右側に挿します。
前後の位置関係は、1本目が吸水スポンジの中心、2本目は中心と花器の外周との中間に、3本目はさらに外寄りに、不等辺三角形をイメージして入れます。(写真のガーベラを参照にしてください。)

同様にして、次の花を3本入れます。中心には主役の花が入っているので、その手前に1本目を入れ、2本目、3本目を先程と同様に入れます。
更に、次の花を3本入れます。
3種類の花を入れましたが、隣り合った場所にいれるより、まず三等分した位置にいれ、あとから隙間を埋めるよう、残りの花を入れていくとバランスが取りやすくなります。

中心に入れた主役のガーベラ、2本目の下が空いていたので、アジサイを入れました(締めの花)。アジサイは、扱い方により、長く楽しむ事が出来ます。とても水が好きな花ですから、水揚げが良くなるよう、ひと手間かけます。
斜めに茎をカットし、断面を見ると、中心に白っぽいワタのようなものがありますので、ハサミの先で掻き出します。こうすることで、水を良く吸い、花持ちが格段に良くなります。アジサイが萎れてきたときにも、アレンジから抜き、少し切り詰めワタを掻き出してみてください。

カットするとき、茎の中が空洞になっているガーベラは、茎に対してハサミを直角にあてて切ります。バラは、切り口の面積が大きくなるよう斜めにカットします。また、水切りといって、水の中で茎を切ると水揚げが良くなります。

庭のミニバラで作ったアレンジメント
3本のガーベラを、1本目が中心、2本目がやや倒して左側外寄り、3本目がさらに倒して右側外寄りに入れました

全体を整えます

アジサイの横のミニバラは、庭に咲いていた時より、ぐっと大きく感じます。
花材をバランスよく配したら、グリーンで隙間を埋めていきます。ローズゼラニウムは葉が大きいので、大活躍です。香りも素敵ですので、ガーデニングにはおすすめです。
今回は使っていませんが、ローズマリーも育てやすく香りも良く、おすすめです。
ビオラやパンジーやマーガレットなど、小さいお花も隙間にさすと、いっそう華やかになります。ユリを使う場合、花が開きかけた段階でおしべを除去すると、花粉で汚れる事が無く花も長持ちします。

終わりに

身近にあるお花を、入手しやすい道具を使い、アレンジしてみました。デリケートな草花を吸水スポンジに挿すときは、茎を下から支えるように持ちます。挿す時に茎を折らない事を特に注意してアレンジしてみてください。折れたストローでは飲み物が飲みにくくなるように、花も茎が折れると水揚げが悪くなります。
アレンジメントにはたくさんのデザインがあり、基本の形を覚えると、場所に合わせてアレンジメントを作る事が出来ます。身近に置いて楽しむことで、あらたな発見をする事もあります。小さな発見が、暮らしを心豊かにしてくれます。

お手入れ方法としては、吸水スポンジの表面を触ってみて、乾いてきたらお水を足します。毎日コップ1/2から1杯くらい、吸水スポンジ水の表面に水をかけます。枯れてきた花は抜いて、代わりの草花を挿してあげると、さらに長く楽しむ事が出来ます。

フラワーアレンジメントの道具について、詳しくご説明しておりますので、ご紹介いたします。

フラワーアレンジを始めるときに、用意する3つの道具

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